皆さま、こんにちは。
運動不足や偏った食生活、飲酒や喫煙など日々の生活習慣が引き起こす病気を
生活習慣病と言います。昔は成人病と呼ばれていました。
脳卒中は冬になるイメージが強いかもしれませんが、
６月～８月の夏場に多く発症するというデータが出ています。
日本人の死因第３位の「脳卒中」は、
（１位：がん、２位：心疾患）
血管が詰まって脳組織が死んでしまう「脳梗塞」と
脳の血管が破れて出血する「脳出血」、「くも膜下出血」に分けられます。
脳卒中の前兆として現れる症状の特徴は、体の片側に現れることです。
左右のどちらかに痺れや麻痺を感じたり、ろれつが回らなくなるのも
脳卒中の前兆のひとつです。
他にも、片目が見えなくなったり、激しい頭痛がしたり、足がもつれてしまうなどの症状があります。
脳卒中の主な原因は動脈硬化です。
加齢、運動不足、喫煙、偏った食生活、ストレスなどが積み重なる事で
動脈硬化を引き起こし、動脈硬化が進行すると脳卒中のリスクを高めてしまいます。
糖尿病や高血圧、肥満と診断されている方は、すぐにでも生活習慣を見直し、
脳卒中のリスクを減らすよう心がけましょう。
脳卒中は症状によって薬による治療、もしくは手術で治療します。
片麻痺や言語障害、視覚障害など重い後遺症が残るケースが多く見られます。
日本脳卒中協会が以下のように「脳卒中予防１０か条」、
脳卒中になってしまった場合に再発しないための「脳卒中克服１０か条」を作成されています。
ぜひ参考になさってください。
■脳卒中予防１０か条
①手始めに 高血圧から 治しましょう
②糖尿病 放っておいたら 悔い残る
③不整脈 見つかり次第 すぐ受診
④予防には タバコを止める 意志を持て
⑤アルコール 控えめは薬 過ぎれば毒
⑥高すぎる コレステロールも 見逃すな
⑦お食事の 塩分・脂肪 控えめに
⑧体力に 合った運動 続けよう
⑨万病の 引き金になる 太りすぎ
⑩脳卒中 起きたらすぐに 病院へ
■脳卒中克服１０か条
① 生活習慣・・・ 自己管理 防ぐあなたの 脳卒中
②学ぶ・・・ 知る学ぶ 再発防ぐ 道しるべ
③服薬・・・ やめないで あなたを守る その薬
④かかりつけ医・・・ 迷ったら すぐに相談 かかりつけ
⑤肺炎・・・侮るな 肺炎あなたの 命取り
⑥ﾘﾊﾋﾞﾘﾃｰｼｮﾝ・・・ リハビリの コツはコツコツ 根気よく
⑦社会参加・・・ 社会との 絆忘れず 外に出て
⑧後遺症・・・ 支えあい 克服しよう 後遺症
⑨社会福祉制度・・・ 一人じゃない 福祉制度の 活用を
⑩再発時対応・・・ 再発か？ 迷わずすぐに 救急車
生活習慣病は誰にでも起こりうる病気ですが、
自分の努力次第で予防することも可能です。
特にこの夏の季節は十分に気を付けてくださいね。
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