こんにちは!タンポポストア店長、池内です!
今日のお話しは・・・・・・
『 妊婦さんに嫉妬してしまう時 』
不妊治療になかなか効果がみられないと、だんだんと焦りがでてきますよね。
なぜ自分だけ妊娠できないんだろう…と、周りと自分を比較し、周りからかけられる優しい言葉ですら耳についてしまう…
そんな経験ありませんか?
実際、不妊治療を経験されている多くの方が、同じような悩みを抱えているのです。
妊婦を羨ましがる人は意外と多い
不妊治療をしている方は「妊娠・妊婦・出産・子供」といった言葉に対してどうしても敏感になってきます。
一度意識しだすと不思議なもので、今まで何気なく生活してきた環境でも妊婦や子連れの家族がよく目につくようになったり、周りの会話が気になったりするのです。
今までは妊娠をした友達に対して素直に喜べていた自分が、不妊治療を続けるうちに心の底から喜べなくなり、しだいに妊婦に嫉妬心を抱くようになった経験はありませんか。
家族や友達に誘われても、嫉妬心のあまり子供がいる場に行きづらかったり、気を使ってその場を楽しむ事ができなかったりと、自分の嫉妬心に悩む不妊症の方は意外と多いのです。
今の自分の気持ちを丸ごと受け入れてみましょう
兄弟や親戚、大切な友達の妊娠ですら、心の底から喜ぶ事ができず、嫉妬してしまう。
喜ばしいはずの妊娠が、自分以外の人に次々とおこっていく事で、羨ましさが大きくなっていく。
そうした、今まで感じた事のない自分自身にある黒くて嫌な気持ちに気づいた時、きっともっと自分が嫌になりますよね。私なら、そんな気持ちを自分が持っている事すら、認めたくないと思います。
でも、人は何かを強く求める程、独占欲や嫉妬心といった黒い嫌な感情をもつものです。
不妊治療を頑張っている方が、妊婦さんや子連れの方に嫉妬心を抱く事は、決して間違った感情ではありません。
むしろごく自然な、人間らしい感情だと思います。
誰かが妊娠した出来事を心の底から喜べないからといって、自分自身を責める必要は全くありません。
自分が抱く黒くて嫌な感情も、自分自身がもつその時の素直な感情です。
無理に思いを正そうとしたり、自分の気持ちをごまかして相手に合わせる行動をしていれば、いつか必ず限界がきます。
もしかしたら、自分の感情を押さえつける反動によって、一番大切な人を傷つけてしまうかもしれません。
誰かを傷つけてしまう前に、今ある気持ちを否定せず、ありのままの自分の感情を受け入れてみて下さい。
心の底から喜べない出来事も、羨ましく思う感情も、全部あって当然です。
感じた事、思った事を、そのまま素直にパートナーに伝えてみるのもいいですね。
自分の気持ちに正直になってみれば、少し気持ちが楽になるかもしれません。
気分が落ち込んだ時はすぐに気分転換をしましょう
不妊治療を続けてもなかなかいい結果がでない時、誰しも人間ですから、落ち込みもするし不安にもなります。
イライラもするし、愛するパートナーにも強くあたってしまう事もあるでしょう。
もちろんそれらの感情はあって当然なのですが、負の感情をいつまでもずっと抱いている事は、やはり体に良くありません。
ストレスは不妊の原因にあげられる程、精神的に不安定な状況は妊娠に適しているとは言えません。
ですので、落ち込む時はとことん落ち込み、その後はまた前向きな気持ちで治療に望む。
その切替ができるように、一旦は不妊治療の事も忘れるほど、ご自身の趣味や好きなことに没頭してみてはいかがですか。
自分の好きな物に囲まれた空間で、いつか巡りあう我が子を想像してみれば、自然と気持ちも穏やかになり気持ちもリセットされるのではないかと思います。
不妊治療を続けていると、きっとたくさんの感情に巡りあうことと思います。
たくさん悩んで、考えて、相手とぶつかりあった日々が、いつかかけがえのない時間だったなって、多くの方が笑って言えるようになればと願っています。
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